こんにちは、Ryoです。
ATプログラムが始まり、オリエンテーション初日の内容をシェアして以来、約2週間が経過しました。
授業もどんどんと進んでいくので、記憶がフレッシュなうちに書き留めておきます。
4月始まりの日本と違い、アメリカの大学は基本的に9月(秋学期:Fall semester)から始まるというのは皆さんも知るところだと思います。
しかし僕の所属するUniversity of South Florida(以下、USFと書きます)を含め、ほとんどのATプログラムは6月~7月(夏学期:Summer)に始まります。
(それがなぜなのかはそういえば知りません。今度教授に聞いてみます。実習等スポーツの関係か、はたまた国家試験の時期の影響か、、、わかったらシェアします。)
そのため現在は多くの学生が休暇中なので、まだキャンパスには学生が少ないですね。
さてさて、少し早めに始まるUSF ATプログラムの学生がSummerに履修する授業は以下の3つ。
- Athletic Training Technique (3 credit hours)
- Anatomy Basics of Clinical Practice (3 credit hours)
- Documentation for Athletic Training (1 credit hour)
credit hourというのは日本の大学で言うところの単位数だと思っていただいてOKです。
Documentation~についてはまだあまり授業が進んでいないので置いといて、それ以外の2つの授業について簡単に紹介させてください。
Athletic Trainer Technique
まず、AT Technique。
この授業では、Athletic Trainerとはなんぞやというところから、その成り立ち、仕事内容などの基本分野を始め、テーピングや応急処置、怪我の種類などなど、ATとして生きていくための根幹を成す部分をカバーしていきます。
現状、1つ目のモジュールが終わり、今日がそのテストでした。
結果は84点、、、
この授業での初めてのテストということで、まずまずといったところでしょうか。
教授も少し甘く見てくれている雰囲気を感じるので、次のモジュールからもがんばります。
点数をシェアしなくなったら、、、察してください。笑
Anatomy Basics of Clinical Practice
この授業ではその名の通り、解剖学の基本を全身に渡ってカバーします。
すでに最初のモジュールで下肢の解剖学を学びました。
あくまでBasicsなので、1から100まですべてをカバーするというよりは、最低限、解剖学について知っていおくべきことについて取り扱われているように感じます。
そうは言っても、留学生である僕にとってはやっぱり英語で医学用語を学ぶのなかなかチャレンジング!
日本で学生トレーナーとしての経験を積んできたとは言え、それらはすべて日本語でした。当たり前ですが。
ただ、やるべきことに変わりはないし、目標がある以上こんなものは早くコンプリートして次のステップを先取りしなくてはいけないですね。
さて解剖学の基本を扱うこの授業ですが、ATプログラムの学生は、解剖実習室への24/7アクセスが与えられます。
医学部の学生などが実際に解剖をして人体構造を学ぶあのホルマリンの臭いが立ち込めた部屋に、僕たちAT学生はいつでも好きなときに入って勉強することができます。
実際に人体を見て、触って学ぶことで、筋の走行、血管や神経の感触など、リアルに、実感を持って、包括的にイメージができます。
下肢のモジュールを終えて思いますが、教科書や映像などで勉強するよりも、解剖学に関する情報量が圧倒的に多いのは間違いありません。
ただ、、、
今でこそ慣れたものの、あの臭いと実際の人体を目の当たりにするのは精神的にハードに感じました。
下肢のモジュール、テストを終えたので、今週からは胴体部分の解剖をカバーしています。
内蔵など複雑な構造が絡んでくるので、予習必須ですね。
ちなみに、このAnatomyの授業で使用している教科書はこちら。

まとめ
全体として、ATとして生きていく上で間違いなく必須であり、実践的な授業が行われるので、きちんと勉強することがATとしてのスキルアップに直接つながる実感があります。
特に他意はありませんが、学生として勉強をする上で、この感覚というか、この感覚を持てることって非常に大切なことではないかと思っています。
今回はこんなところです。
最低でも週に1記事、YouTube動画1本を目指して、引き続き頑張りますね。
See ya!