お疲れ様です。Ryoです。
2月18日、タンパの最高気温は82°F=28°C。
朝晩は涼しくなるものの、日中は半袖半ズボンで心地よいくらいの気温です。
昨年6月にAthletic Training Programが始まり、
8月からUSF 男子バスケ、フットボール、
10月からNCAA Division 2の大学の男子バスケとアクロバット&タンブリング(チアみたいなやつ)と、
小学校からこれまでサッカーの畑で育ってきた僕にとっては非常に刺激的な実習先で日々勉強させてもらってきました。
1st yearの1年間は、USF(NCAA Division 1)、NCAA Division 2、高校環境の3種類の実習先をすべての学生がローテーションすることになっています。
先にD1、D2の大学で実習をしていた僕は、この1月から5月までという最も長い期間を高校で過ごします。
実習が始まって約1ヶ月、なかなか慣れないながらも最近始まった野球・ソフトボールのサポートをする日々です。

正直なところ、実習前まではアメリカの高校スポーツ環境がどんなものか一切イメージができていませんでした。
今日は一番明確に日本の高校スポーツ環境と大きく違うところ、各スポーツの「シーズン制」について書きます。
高校スポーツに限らずプロスポーツもそうですが、アメリカのスポーツはシーズンが明確に分かれています。
例えば、アメリカ最大のスポーツであるフットボールは夏から2月、バスケは秋から6月くらい、とかそんな感じです。
高校での実習が始まった1月は男女バスケ、男女サッカー、レスリングが主な種目で、ほかのスポーツは基本的に活動がありません。
基本的な運動能力が高い選手や、大学スポーツに進むことが決まっている選手などは、空いているシーズンにほかのスポーツをプレーするように大学側から求められたりすることもあるようです。
実際、実習先にはフットボールで強豪大学への進学が決まっている学生がいますが、冬のシーズンにバスケをプレーしています。ちなみにバスケでも主力級、たぶんチーム得点王。笑
これまでの研究では、成長年代に一つのスポーツのみを続けた子ども(“Early specialization”)よりも、複数のスポーツをプレーした子どもの方がケガ率が低かったと報告されており、アメリカの学生スポーツ界では共通認識となっているようです。
大学のリクルートスタッフも有望な高校生選手を見つけた際には、「ほかになんのスポーツをしているのか?」という質問を最初にするんだとか。
優劣をつけるのは本当に難しいことですが、日本の高校スポーツと比較すると如実に違いが見えてきますね。
1年を通して基本的に同じスポーツをプレーし続ける日本の中学生・高校生のいわゆる育成年代の競技レベルが世界的に高いことなどは「日本式」の良いところですね。
もっと細かく見ていけばあと3倍くらいは書けそうですが、明日も早いのでやめておきます。
明日は去年の夏に実習をしていたUSFの男子バスケのホームゲームのサポートをしてきます。
日々頑張って選手や指導担当のATから気に入ってもらえると、このようにどんどんチャンスをもらえます。
そのATから奨学金の推薦書も書いてもらいました。あ、この話は明日の記事にしよう。
読んでいただきありがとうございました。
Take care!
Ryo