ATプログラムにおける実習とClinical Immersions

トレーナー留学
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お疲れさまです。Ryoです。

今日は久しぶりにATプログラムの話をします。

“Clinical Immersions”についてです。

Athletic Trainingという分野の特性上、スポーツ現場での経験や実習がAthletic Trainerとしてのスキルに多大な影響を及ぼします。

ATプログラムでは2年間の授業を通して様々な内容を学びますが、それらは現場での活動の基盤を形成するもので、現場で起こるすべての事象にプログラムで学んだことだけで対応することはほぼ不可能です。

さらに、Undergradの間にATとしての活動を経験せずにMasterレベルのATプログラムを開始した学生の多くは、スポーツ現場での経験がありません。

そのため2年間の間、授業外の時間に実習がたくさん入ってきます。

いわゆる日本の大学で言うところの部活をイメージするとわかりやすいかもしれません。

その実習にも各大学によって特性があるので、今回はあくまで参考程度にUSFでの実習について紹介します。

USFでは6月にATプログラムが開始され、8月から実習が入ってきます。

実習先はUSFのAthletics、提携しているD2大学のAthletics、近隣の高校が主です。

1週間の中でどの日にどのくらいの実習をするかは、学生・指導担当ATに委ねられています。

ただし、授業がある期間の実習については週の実習時間が週10〜15時間と制限されており、練習や試合、実習先の事情を含めてなんとか15時間に抑えることが学生に求められています。

これは不満というわけではないですが正直なところ、週15時間は少ないです。

僕の場合は日本にいた頃から約5年間学生トレーナー活動をしていたため、ある程度の経験を持ってATプログラムを開始することができました。

授業の理解度にそこまで苦労していないのもその経験が多大に影響していると思います。

しかし先述の通り、多くの学生はATプログラムに入って初めて学生トレーナーとしての活動をします。

ATプログラムは2年間あると言えど、週15時間は非常に限定的です。

昨年の夏、USFの男子バスケに割り当てられていた僕はフットボールのアウェーゲームに呼ばれて帯同したこともあり週30時間をオーバーすることがありました。

多い分には別に良いだろう、15時間なんて短すぎるわ、と思っていたのですが、僕の実習記録を見たClinical Cordinatorの教授から、僕と実習指導担当のATが指導を受けてしまいました。笑

この一件のせいでプログラム全体の時間制限に対する意識が強くなってしまったそうで、とてもとても責任を感じています(真顔)

余談でした。

さて、この少ない週あたりの実習時間に加えて、あるいはカバーするため、USFではClinical Immersionsという期間が定められています。

だいたい各セメスターで2回くらい。

Clinical Immersionsとはその名の通り、臨床的な(Clinical)没頭・浸ること(Immersions)です。

この期間はクラスルームでの授業が一切なく、実習だけをひたすらにやっていきます。

週10〜15時間という制限は適用されず、実習指導担ATがいる限りは実習先にいることが求められています。

厳密には最低でも週20時間です。

現在、高校や大学はSpring Breakの最中で、授業がない学生が多いです。

しかしAthletics(運動部)は練習や試合があったりするので、AT学生も常に実習に出ます。

普段、授業のある期間の少ない実習時間をカバーすることを目的に、授業のことを考える必要なく、ひたすら現場での実習に没頭できるというわけです。

実際、このImmersionsの期間に現場でたんまり学んできて、授業が再開してから休み時間などにクラスメイト同士で情報共有をしています。

正直なところを言えば、このImmersionsも年間で4回(合計3ヶ月)程度なので、一人の立派なAthletic Trainerとして現場に出るには十分な経験とは言えないと思いますが、プログラムのAT学生がスキルアップをするには非常に大きな役割を果たしているのがClinical Immersionsです。

2年間を通して、教室内外で常に学んでいく姿勢が必要になりますね。

というわけで今週いっぱいのImmersions、残りも頑張ります。

今日も読んでいただきありがとうございました。

Take care!

Ryo

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