【2022年最新】アメリカトレーナー留学準備のすべて

トレーナー留学
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お疲れさまです。Ryoです。

今回はアメリカの大学のATプログラムに入学するために僕が経験した&してないけど必要になるプロセスのすべてをまとめていこうと思います。

なお、以下、TOEFLはすべてTOEFL iBTテストを指します。

入学に至るまでの筆者の経緯

まず簡単に、ATプログラムに在籍している僕のこれまでの経緯をご紹介しておきます。

2018年3月 日本の大学で学部卒業

2020年3月 日本の大学で修士過程を修了(正確には2021年9月卒業)

2021年6月 University of South Florida AT program 入学

具体的に留学を考え始めたのは2018年の夏だったと思うので、ATプログラム入学に至るまで約3年かかりました。

思い出してご紹介できる限りすべて、僕が踏んできたステップを以下に書き記していきます。

あとにも書きますが、これらのステップは各個人の状況によって大きく異なりますので、自分のケースと照らし合わせて参照していただけると幸いです。

英語の勉強

主に中学・高校レベルの英語について復習しておいてください。

TOEFL対策や会話の練習も大切ですが、特に文法については自信を持てるレベルにしておくことをおすすめします。

TOEFL受けてみる、模試でも本試験でも

全てのATプログラムが大学院レベルに移行した現在、多くの場合でTOEFLスコア80点以上を求められます(120点満点)。

TOEFL iBTは一回の受験が“約3万円”と高額ですが、会場の雰囲気や試験の流れなどを経験しておくのは非常に良い経験になると思います。

この時点での受験は、そのときの英語能力を測るための受験なので、問題構成や当日の流れ以外に事前に勉強をしていく必要はないかと思います。

僕も留学に向けて本格的に英語学習を始める前に一度、御茶ノ水の会場で受験しました。

結果は47点と散々でした。笑

もちろん本試験は高額ですので、模試を受けてみるのも良いと思います。

TOEFL試験の勉強には、公式から発売されているテキストをおすすめします。

英語版・日本語版ともにありますが、個人的には英語版が良いのではないでしょうか。

英語版

日本語版(最新第6版はまだ日本語化されていないようです)

英語学習スタート

TOEFL対策の勉強はもちろんのこと、会話の勉強も早めに始めましょう。

TOEFL用の単語、問題集の繰り返しに加えて、DMM英会話やレアジョブなどがコスパやら効果を考えると候補になるでしょうか。

僕もDMM英会話は一年弱ほど続けましたが、あんまり合わなかったように思います。

前の記事でも書きましたが、Netflixを使った会話・表現の勉強が僕には一番効果的でした。

別記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。

TOEFL対策の基礎となる単語学習には、以下の単語集がおすすめです。

内容・見やすさともに一番使いやすかったように思います。

学部の成績証明書(英文)を取得する

ATプログラムに入学するための要件の一つにPrerequisites (通称: プレリク)がありますが、どの単位が必要かは大学によって異なります。

そのため日本の大学を卒業した場合は、自分が学部時代に取得した単位がどの程度プレリクを満たしているかを確認しなくてはなりません。

次項で説明するWESに送るために、大学に問い合わせて成績証明書を英文で発行してもらいましょう。

このとき、事務の方にお願いして必ず厳封されたものを発行してもらいましょう。

参考程度に僕の場合、USFのプレリクは以下の通りでした。

太字で示した科目が不足していて僕が実際にコミカレで履修した単位です)

Pre-requisites

Applicants must demonstrate completion with a minimum grade of “C” of at least one course at the undergraduate or graduate levels in each of the following subject areas

Human Anatomy & Physiology I and II (labs ARE required)

General Chemistry I (lab preferred not required)

General Physics I (lab preferred not required)

General Biology I (lab preferred not required)

Medical Terminology

Exercise Physiology

Nutrition

General Psychology

Statistics

Biomechanics/Kinesiology (recommended not required)

Technical Writing (recommended not required)

USF Athletic Training Program Admissionより抜粋

Admissions & Advising | USF Health

WESに成績証明書を送る

プレリクの履修が必要か否かを判断するために自分の取得した単位を各ATプログラムが確認しますが、そのためにはそれらの単位を国際基準に変換する必要があります。

そこで登場するのがWorld Education Service (WES)です。

自分の成績証明書をWESに送ることで、その成績を国際基準に変換してくれます。

国際郵便で送らなくてはいけないので時間がかかりますが、避けては通れないステップです。

送って単位を変換してしまえば、あとからその証明書を各大学に送ることが可能です。

早めに送ってしまうことをおすすめします。

World Education Service

Home - World Education Services
World Education Services

大学院・ATプログラムの情報収集

このステップは順番やタイミングに関わらず早くから始めたほうが良いです。

出願する可能性があるATプログラムについて、州、NCAAのDivision、学費などもろもろの観点からできる限り多くの情報を集めましょう。

大学・ATプログラムのウェブサイト、担当者とのメールが主な方法になるかと思います。

ちなみに、修士レベルへの移行が完了し有効なAT教育を提供しているプログラムは以下のサイトから探すことができます。Statusが”Good standing”と表示されているプログラムから選びましょう。

(難しい言い方をしましたが要はここにすべてのATプログラムが掲載されています。)

CAATEウェブサイト

Search for Accredited Programs
The CAATE accredits three different types of educational programs in athletic training. Professional Programs lead to eligibility to sit for the Board of Certi

ATプログラムの担当者に連絡・プレリクについて確認

興味のあるATプログラムをいくつかに絞ったら、そのプログラムの担当者にメールを送って必要なプレリクを確認しましょう。

この過程の中で、WESから大学へ成績証明書を送ってもらうことになります。

担当者はプログラムディレクターだったり、Admission(入学関係)担当の人だったりします。

返信は本当にまちまちなので、これも早めに連絡をできると良いです。

僕は当初、2つのATプログラムに連絡しました。

片方はプログラムディレクターがすぐに連絡を返してくれて、もう片方は少し時間が立ってからAdmission担当が連絡を返してくれました。

このプロセスを経てATプログラムに入学するために必要なプレリクが明らかになり、このあとのプレリク取得のプロセスにつながってきます。

プレリクが一切必要なければ、実習までスキップ

ATプログラムに確認をしてプレリクの取得が一切必要なければ、このあといくつかのステップはスキップしてください。

学部時代からAT留学を意識した履修をしていないとなかなかそうなることはないかと思いますが…。

プレリク取得のためのコミカレ探し→出願

取得しなくてはならないプレリクが明らかになったら、それらの授業を取ることができる学校を探しましょう。

具体的には主にコミュニティカレッジと呼ばれる2年制の大学が現実的かと思います。

4年制大学と比較して学費が安く、入学するのも容易です。

英語レベルの入学テストにおいても、TOEFLではなくDuolingoなど他の安価に受験できる英語のテストで入学できるところが多いです。

僕のケースはまさにパンデミックに真っ只中だったので学校探しに苦労した反面、ほぼすべての授業がオンラインで実施されていたため日本にいながらプレリクを取得することができました(Fall2020は日本、Spring2021はアリゾナ)。

コミカレでプレリク単位を取得する

勉強を頑張りましょう。

ATプログラムでの授業の良い予行演習になります。

僕は2020年の秋学期、2021年の春学期の授業をアリゾナ州ツーソンにあるPima Community Collegeで履修しました。先述しましたがほぼオンラインで!

ちなみに、単位だけ取れればいいやと手を抜くと、成績があとあとに響いてくるので注意しましょう。

奨学金の応募などで過去の成績を見られる機会が予想以上に多くあります。

余裕があれば、授業を取りながらどこかでATとしての実習を積めるといいですね。詳しくは次項で。

コミカレについてはこれだけで膨大なステップになりそう&コミカレによって大きく状況が異なるため、ざっくりとした説明で勘弁してください。汗

プログラムに求められた実習時間をクリアする

ATプログラムに入学するための条件はTOEFLとプレリクだけではありません。

これらに加え、主にスポーツ環境での実習を求められます。

この実習はいわゆる”Observation”と呼ばれるもので、NATA公認Athletic trainerのもとでの観察実習(?)を指します。

僕が入学した2021年度については、COVID-19の影響でこの実習は免除されていました。

幸い、僕はプレリク取得のために入学したコミカレ周辺のスポーツクリニック・プロサッカーチームでインターンをすることができ、英語面・ATスキル面でも役立ちました。

ちなみにUSF ATプログラムのウェブサイトを参照したところ、今年度の出願においても実習は必須ではなく推奨される程度でした。

Admissions & Advising | USF Health

個人的には、日本・アメリカ問わずプログラム開始以前に学生ATとしての経験はしっかりと積んでおくべきだと思います。

これについてはまた後日書きますね。

出願準備を早めに始める

ATプログラムに出願する準備を早めに始めましょう。

このプロセスはプレリクを取得する期間と重なる場合が多いかと思います。

必要となる書類としては、成績証明書(WES経由)、Resume(履歴書のようなもの)、Cover letter(志望動機などをざっくり書く表紙のような書類)に加えて、なぜその大学を志望したのか、キャリアゴール、強みや弱みなど大学によって異なる質問に対するエッセイを求められます。

プレリクを取得する過程で英語で文章を書く練習をしつつ、書き上がったものはメンターの方や文章添削サービスを使ってチェックしてもらうのが良いかと思います。

いよいよATプログラムに出願!

ここまでのプロセスを経てようやく、念願のATプログラムに出願するステップです。

主にATプログラムが始まる年の3月頃が出願締切になることが多いと思いますが、各大学・プログラムによって異なるので注意しましょう。

ATプログラムへの出願には、主に2つのパターンがあります。

1つは、大学のウェブサイトのみで出願が完結するパターン。

この場合は、大学全体を管轄するウェブサイトでの出願を終えることで、大学院とプログラムの両方に同時に出願することができます。

そしてもう1つは、大学のウェブサイトでの出願に加えて”ATCAS”と呼ばれるATプログラム専用のウェブサイトでの出願が必要になるパターン。

Liaison International, Centralized Application Service
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この場合は、大学院とATプログラムそれぞれ出願し、それぞれに合格をもらう必要があります。

稀ですが、ATプログラムには合格したけど大学院の選考で不合格になるケースもあるそうです。

(この場合はTOEFLスコアが足りないことをATプログラムはOKするけど大学院側がNGなどのケースが多いと思います。)

どちらの出願においても、

ATCASでプログラムに出願したけど実は大学側にも出願が必要だった、なんてことにならないよう注意しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

僕のケースでは、2019年に本格的に留学準備を始め、実際にATプログラムに入学するまで約2年かかりました。

日本で修士課程まで終えていてもこれだけの時間がかかるのか…と書いていて複雑な気持ちになりました。笑

現在、日本の大学に在籍していてATプログラムへの留学を考えている方は、早めにプレリクの確認をして戦略的に履修登録ができると良いですね。

今回は各ステップにおいて具体的な内容をすっ飛ばした感もあるので、細かい説明が必要なりそうな部分についてはまた書きますね。

なお、本記事は情報の更新があり次第、あるいは追加のステップを思い出し次第、随時更新していく予定です。

他にも質問があればいつでもご連絡ください!

今日も読んでいただきありがとうございました。

Take care!

Ryo

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